私には特別な恋愛映画ベスト50
私には特別な恋愛邦画No.1ア画
「Wの悲劇」1984年作品
夏樹静子原作のミステリーなれど、恋愛映画最高峰No.1!
「セーラー服と機関銃」、「探偵物語」などの角川映画躍進の立役者のひとり、薬師丸ひろ子が大人の演技に開眼した代表作。もう公開されて早36年か・・・。何度見てもいい。特にラストシーンは秀逸。どのような恋愛映画が登場しても、この映画を超える作品に出会ったことがない。当時、この映画を劇場で見た後、すぐさに彼女に公衆電話で、この映画の感想を熱く語ったことなど、鮮明に覚えている。それほど衝撃的だったのだ。また、薬師丸が歌う、主題歌の「Woman」は、ユーミンの作曲ですが、ユーミン自ら、この曲が私にとって、最高傑作!と、のたまったほど。名曲中の名曲。大好きです。


には特別な恋愛邦画No.2ア画
「四月物語」1998年作品
岩井俊二、惚れ惚れする映像感覚が最高!
「ラブレター」などの岩井俊二の最高傑作!
本作が初主演の松たか子が演じる女子大生の淡い恋心を描く。
映像感覚の才気がほとばしる。理屈はいらない。すべてに映画している。


私には特別な恋愛邦画No.3ア画
「いま、会いにゆきます」2004年作品
映画館時代、この映画を上映できたことを誇りです。
当時、公開から大ヒットというわけでもなく、観客のクチコミから、週追うごとに尻上がりの集客を呼び込みました。また、主題歌のオレンジレンジの”花”もヒットし、さらに加速しました。もちろん、作品の出来は素晴らしく、大半の方は号泣です。ただし、話の展開に突っ込みどころ多い、それはないよ!のアンチの批評も目につきましたが、この作品は愛を語るファンタジーなのです。何を伝えたいかを感じとって欲しいものです。今、尚、忘れた頃に、この映画を見ます。やはり、号泣です。亡き竹内結子には、「黄泉がえり」とともに、代表作のひとつしょう。ただ、悲しいかな、この共演が縁で結ばれた主役お二人の離婚により、地上波ではお目ににかかれません。あらためて、地上波で放送していただきたい。切に願います。竹内結子。ありがとう。いい作品を残してくれて・・・。


私には特別な恋愛邦画No.4ア画
「GO」2001年作品
国籍ではない、ココロだ!愛だ!
「ひまわり」、「セカチュー」、の行定勲監督、そして宮藤官九朗脚本、原作・金城一紀。
主演は窪塚洋介、当時、まだ新人だった柴崎コウ。
国籍を気にする韓国の高校生が(その時代の現状)、そんな事は気にしない少女とのやりとりから、そんな事はとても小さな事と気付くかされていく恋の物語。
東映配給というメジャー配給ながら、チャレンジあふれた最高傑作!



私には特別な恋愛邦画No.5ア画
「花束みたいな恋をした」2021年作品
久々にリアルラブ映画に堪能した。
伝説のテレビ番組「東京ラブストーリー」の坂本祐二脚本、「いま、会いにゆきます」の土井裕泰監督。主演の二人には、菅田将暉と有村架純という豪華布陣がいい。
5年に渡る同棲生活の模様が、リアルに描かれる。それもおしゃれでこじゃれた会話がとても心地いい。ただ後半の馴れ合いになって行き違っていく様は、予定調和過ぎて、そう面白くなにのが残念だが、見ていて飽きないし、身近な恋愛感覚がいい。
邦画の恋愛映画、昨今、コミックの映画化ばかりを見せられヘキヘキしていたが、久々に、恋愛ムービーを見たような・・・。素晴らしい。好きな映画です。


私には特別な恋愛邦画No.6ア画
「時をかける少女」1983年作品
大林宣彦監督、原田知世主演の最高傑作!
筒井康隆原作、大林宣彦監督、角川映画初主演の原田知世が贈る青春ファンタジー。
”土曜日の午後の実験室!”のセリフが今も忘れられない。タイムトラベラーを通じて、淡い恋の物語。この作品は、リアルタイムで劇場で見ましたが、その後、VHSも買ったほど、はまりにはまった映画です。後半20分は涙腺が緩んで緩んで、何度見ても泣きました。
そんな泣かせてやるぞ!みたいな展開ではないのですが、無垢な恋の痛みが切々と胸にくるのです。私にとって、忘れられない1本です。


私には特別な恋愛邦画No.7ア画
「黄泉かえり」2002年作品
この作品も映画館時代、上映。とても好きな作品!
本作も、亡き竹内結子がヒロインです。
当初、この映画、3週間限定公開だったのですが、興行サイドもはなから期待もなしがで、出足も悪く、案の定でしたが、それがそれが、2週目には、どんどん観客が押し寄せ、3週間どころか、超ロングランに至った作品です。
ヒットした柴崎コウの主題歌、”月のしずく”も、ラストを大いに盛り上げ感動的に、当時、私は、このラスト15分の歌のシーンには、何度も場内に入り、見まくっていたものです。映画批評としてみれば、押しなべていいものではないでしょうが、上記の”いま、会いにゆきます”同様、心で感じて欲しい、そのような作品です。
でも、何故か、不思議なめぐり合わせ、竹内結子、両作品とも、”黄泉”がテーマです。
それが、なおさら、とても切なく、竹内結子を忍ばせます。本当にありがとう。
でも、やはり、悲しいよ・・・。


私には特別な恋愛邦画No.8ア画
「恋人たちの時刻」1987年作品
「Wの悲劇」のスタッフが贈る物憂げな恋愛映画!
「Wの悲劇」の澤井信一郎監督、脚本・荒井晴彦、撮影・仙元誠三のスタッフが、ミステリアスで不安定な女を描く。角川映画なれど、テーマ自体が甘口でない、一般ウケはしないのをあえて、挑んだ作品に拍手を贈りたい。主演は河合美智子。本来、渡辺典子だったが、ヌードシーンがあるということで河合に白羽の矢。それを見事に演じ切った。
女心の糸口も読み取れない行動に、私は愛の姿を見た。好きな映画だ。


私には特別な恋愛邦画No.9ア画
「今夜、ロマンス劇場で」2018年作品
映画愛にあふれたラブストーリー、泣けます!
綾瀬はるか、坂口健太郎主演。
モノクロ映画のヒロインが現実世界に迷い込んで、現実世界の青年と織り成す切なく甘くて恋のファンタジックなロマンス。荒唐無稽なストーリーですが、全編、映画愛が散りばめられていて、予想を遥かに超える出来栄えに胸打たれました。
ラストは涙なしでは、見られません。好きです。


には特別な恋愛邦画No.10ア画
「オオカミ少女と黒王子」2016年作品
二階堂ふみ映画の中では1番、好きな映画!
八田鮎子の人気コミックの映画化。
山崎賢人のドS彼氏と恋愛経験ゼロなのに見栄っ張り彼女に二階堂ふみ。
二階堂も、このような甘口な映画には今後、主演しないでしょう。でも、この映画、そう甘口ではありません。レビュー評価も低いのは、そのせいでしょう。何故なら、監督が廣木隆一です。あえて、甘いシーンを、俯瞰撮影に徹しています。しかし映画好きにはたまらない撮影方法です、ただ、一般のかたには物足りないのでしょう。
私は、この映画、高評価です。


には特別な恋愛邦画No.11ア画
「町田くんの世界」2019年作品
恋愛映画でないが、でも、あえて・・・、
やさしさと愛にあふれているので・・・
石井裕也監督の最高傑作!大好きな作品。

”世に中は悪意に満ちている・・・。”、そのテーマがベースになっている。
だから、恋愛映画には収まらない。新人俳優の高校生男女が織り成す物語は、ドン引きするぐらい、優しさに満ちて満ちて、心が熱くなる。とてもとても、大好きな作品です。また全編、35ミリフィルムで撮影という、こだわりも、映画好きにはたまらない。


には特別な恋愛邦画No.12ア画
「るろうに剣心 
 最終章The Beginning」
2020年作品
シリーズ最終5作目にして最高傑作。それが愛の物語。
殺陣アクションが売りだったが、最終作にして、切ないラブストーリーとして締めくくった。この映画に賭ける製作陣の本気の殺陣アクション(世界に誇る谷垣健治アクション監督の腕による・このお方、「キングダム」等の下村健二同様、あの香港のアクションの帝王、ドニー・イェンの愛弟子)の新しいアクションの風を吹き込んできたが、最終作は、大友監督のあまりシリアス演出は不得意だが、本作は、切ない愛の物語として見事に描ききった。佐藤健、有村架純のちょい心もとない演技だが、それを二人の情熱が映画の完成度を高めた。またこのシリーズ映画の命を張った俳優陣、製作陣に拍手を送りたい。


には特別な恋愛邦画No.13ア画
「さよなら歌舞伎町」2014年作品
偏屈な恋愛模様もいいでしょう。
新宿歌舞伎町のラブホテルを舞台に5組の人間模様。
染谷将太、前田敦子たちが、いい持ち味を出して、廣木隆一監督の腕の見せ所です。
間延びしたり、退屈なシーンも多いのですが、どこか哀愁に満ちて、変に心に残ります。病み付きになる映画といえるでしょう。


には特別な恋愛邦画No.14ア画
「婚前特急」2011年作品
吉高由里子の魅力が満載、破天荒な恋愛コメディ!
吉高由里子が5マタをかけて男を翻弄する。それぞれの男5人は、みな違うタイプ。このノリ、展開、真面目な方にとっては、腹立たしい話かもしれませんが、ムキにならないで下さい。吉高もノリノリで、吉高の代表作ではないでしょうか。
特に吉高のファッションがいい。可愛い。で、ラストのオチも最高です。


には特別な恋愛邦画No.15ア画
「四月の永い夢」2017年作品
映像で語る心の機微。
過去の男性への思いに涙する。

そば屋でアルバイトする女性にある日、3年前に死んだ恋人の手紙が届く。その内容から、彼女の人生が動き始める。その日々と、自分の彼氏への落としどころを淡々と描く。
大きなドラマもないが、凡庸な中に、キラリ光るものがる。中川龍太郎監督の小津ワールドを敬愛してやまないのも伺える。恋愛映画のジャンルと、いえないが、私には深みのある恋愛映画です。好きな映画です。


には特別な恋愛邦画No.16ア画
「彼女がその名を知らない鳥たち」2017年作品
まさに、蒼井優、狂気の存在感。
「凶悪」の白石和耶彌監督と、蒼井優、そして阿部サダオ。
同居する相手の稼ぎに依存しながらも、女は彼を嫌い、無理な注文ばかり。別の男と関係を持ったりしながらも・・・・、それでも男は彼女を愛し続ける・・・、守り続ける。それを愛と呼ぶのか?とことん、体を張った蒼井優の演技に身震いする。まさに女優の塊。


には特別な恋愛邦画No.17ア画
「ジョゼと虎と魚たち」2003年作品
犬童一心監督、池脇千鶴が生んだ名作!
田辺聖子の短編小説を犬童一心監督と渡辺あやの脚本。
主演は妻夫木聡、池脇千鶴。大阪を舞台に、ふとしたキッカケで恋に落ちた大学生と脚の不自由な少女とのちぐはぐな恋の過程を描く。池脇千鶴が最高の演技です。
語り継がれる名作です。


には特別な恋愛邦画No.18ア画
「月光の囁き」1999年作品
「害虫」、「黄泉がえり」の塩田明彦監督の初監督作品!
純粋であるが故に、歪んだ愛欲の世界に落ちていく高校生カップルの姿を描く。
本作のアブノーマルさには、女性はうけつけないかも知れないが、欲望の極みをヒリヒリするような映像タッチに胸がざわめく。今も、忘れられない。大好きな1作。



には特別な恋愛邦画No.19ア画
「ココニイルコト」2001年作品
傷ついたOLの再生の物語、すべて自然体。
岩井俊二の「ラブレター」のプロデューサーを務めた長澤雅彦が、本作で監督デビューながら、堂々の名作を作り上げた。純粋さゆえ、心傷ついたOLが、一風変わった青年との出会いと通して心が癒され再生していく様を描いたラブストーリー。真中瞳は初演技ながら自然体で取り組んだ傑作。



には特別な恋愛邦画No.20ア画
「火口のふたり」2019年作品
とことん愛に性に、溺れていく・・・。
本ページのベスト1にした「Wの悲劇」の荒井晴彦の監督作品。
かって恋人だった彼女(現在、婚約者がいる身)と再会し、本能のままに、SEX三昧、全編、いい加減な二人の愛に寄り添えないお方も多いでしょうが・・・、ここまで出演者が振り切って、SEXを堪能する、ほぼアダルトに近いが、底流には、人間の本質が垣間見れる。ツボにはまった映画です。私も、愛に溺れたい!


には特別な恋愛邦画No.21ア画
「時をかける少女」2010年作品
あの「時かけ」を、また新たな視点で描くリメイク作品。
大林監督、原田知世主演とは、また一味違う視点で描かれる。
期待もせずに見たら、これがこれが、いいのです。主演のお二人、仲里依沙、中尾明慶は、この作品が縁で結ばれました。二人にとって宝物の1作でしょう。ラストは涙腺が緩みます。素敵な作品に仕上がっています。


には特別な恋愛邦画No.22ア画
「夏の夜空と秋の夕日と
     冬の朝と春の風」
2019年作品
四つのオムニバス映画、全部いいが、4話目には涙する。
1話のみが、夫婦の物語が愛情を語るものですが、すべて、いろいろな愛にあふれた、とてもやさしい四話のオムニバス。このような作品が話題にもならず埋もれている悲しい現実です。邦画のミニシアター系には珠玉の隠れた名作がごまんとあります。
もっと、世に出したいものです。本当に素晴らしい作品です。


には特別な恋愛邦画No.23ア画
「映画 夜空はいつでも
     最高密度の青色だ」
2017年作品
最果タヒのベストセラー詩集の映画化。感性で見る映画。
「船を編む」で日本アカデミー賞に輝く石井裕也監督が贈る。
東京を舞台に、夜はガールズバーで働く看護師と日雇い労働者の若者のいびつな恋愛模様。とても理屈ぽいのは否めないが、詩集をなぞりながら、心のギリギリの淵を攻めて来るくる感じがたまらくいいい。池松壮亮と石橋静河もいい。キネマ旬報1位にも輝く。


には特別な恋愛邦画No.24ア画
「百瀬、こっちを向いて。」2013年作品
奥ゆかしい青春の淡いひとこま。
乙一が別名のベストセラー小説の映画化。
期間限定でカップルを装った高校生がだんだんと魅かれていく様を描く。総じてレビュー評価が悪いのが解せないが、私にとっては、とても心地いい恋の映画です。好きです。


には特別な恋愛邦画No.25ア画
「好きっていいなよ。」2014年作品
恋愛コミック映画なれどいい。
だいだい、恋愛コミックの映画化は、10代に受けそうな甘口が定番だが、本作はあなどるなかれ、意外にもリアルに描かれる。素朴で可憐で、高校生の初々しさがいい。
川口春奈がとてもとても可愛い。


には特別な恋愛邦画No.26ア画
「Love Letter ラブレター」1995年作品
岩井俊二監督の記念すべき長編第1作。
彼を不慮の事故で亡くした女性が、届くはずのない彼の住所に送った手紙の返信、それは同姓同名の女性からだった・・・。女性の心の綾を繊細に切り取った岩井俊二、渾身の1作。本作は、韓国でも上映され、韓国では、映画の主人公のラストのセリフ。”お元気ですか!”が、若い世代で流行したほで、日本も含め話題になりました。


には特別な恋愛邦画No.27ア画
「ハチミツとクローバー」2006年作品
青春の片思いの恋愛模様。
櫻井翔、蒼井優などが、バリバリの青春ストーリー。
大学生生活をエンジョイしながらも、恋に翻弄されつつ、人間関係のもどかしさ、歯がゆさを描いた、人気コミックの映画化。その時代の軽やかにアオハルがいいです。


には特別な恋愛邦画No.28ア画
「百万円と苦虫女」2008年作品
蒼井優、監督タナダユキの名コンビ。
百万円たまったら、家からの脱出。蒼井優が各地を転々としながら、不器用な恋に映し出す。遊び心にあふれながらも、強くたくましく、生きる様がとても面白かった。
蒼井優の魅力が存分に見せてくれる。蒼井優にそう、ハズレはない。


には特別な恋愛邦画No.29ア画
「ロマンスドール」2020年作品
またも蒼井優とタナダユキのコンビで贈る切ない恋。
タナダユキの初の小説を映画化。
変ないきさつでラブドール(ダッチワイフ)製作工場に勤める彼と、その事実を知らない彼女が、その秘密のことから始まる”ほんとうの愛”に気付かされていく10年間の愛の物語。蒼井優、高橋一生、最高の演技、組み合わせでした。その後、二人は、「スパイの妻」でも共演を果たします。


には特別な恋愛邦画No.30ア画
「箱入り息子の恋」2013年作品
星野源が無名だった頃の傑作。
星野源が内気で恋愛経験のない童貞独身男性と、夏帆が演じる目の不自由な女性とのコミカルで、ハートフルな恋の物語。とても感動的な傑作です。絶対にオススメ。


には特別な恋愛邦画No.31ア画
「パンとバスと2度目のハツコイ」2017年作品
淡々と・・・淡々と・・・恋の予感。
乙一が別名のベストセラー小説の映画化。
乃木坂46の元メンバーだった深川麻衣主演。「愛がなんだ」の今泉力哉監督の世界観です。ゆるく、まったりと、恋が始まる模様は、物足りないと思う方は多いでしょうが、ちょっと引いた、力を抜いた脱力恋愛ムービーと名付けましょう。


には特別な恋愛邦画No.32ア画
「アイネクライネ ナハトムジーク」2019年作品
これまた今泉力哉監督の恋感覚。
伊坂幸太郎の小説映画化。三浦春馬と多部未華子の共演した、会話がとてもユニークでゆるい感じが、心に響く。とてもとても恋をしたくなる映画です。
今泉監督、作るたび、腕を上げている。


には特別な恋愛邦画No.33ア画
「心に吹く風」2017年作品
”冬ソナ”の監督の邦画作品。
韓流ブームを巻き起こしたドラマ、”冬のソナタ”のユン・ソクホ監督が、北海道富良野を舞台に、高校時代の初恋相手と再会し、限られた2日間を描く大人の恋愛映画。
大きなドラマもない、ただ、二人は過去の出来事を慈しむように語り合う。彼女は人妻、彼はまだ独身。互いの理性の奥ゆかしさが心に沁みる。韓国映画のティストが、さらに引き立たせる。ラストも韓国ワールドですが、見事に映像化。素晴らしい。


には特別な恋愛邦画No.34ア画
「ヒロイン失格」2015年作品
桐谷美鈴がはっちゃけたラブコメディ!
人気コミックの映画化。だから高をくくって見たら、いや〜、桐谷美鈴が、とんでもなくはじけてる。自分が高校イチのモテ女子を思い込んでいたら、意中の男子が、とても地味な女の子と交際を始めて、大慌て。さあ、彼女の作戦が始まる。
これがこれが、予想以上に面白い。山崎賢人、桐谷美鈴、当たり役。


には特別な恋愛邦画No.35ア画
「モテキ」2011年作品
長澤まさみが一皮剥けた作品。
森山未来、長澤まさみの”セカチュー”コンビが、ここまではじけた!
モテキを謳歌する男の末路とは・・・。長澤まさみ、麻生久美子、仲里依沙、真木よう子たちのヒロインたちが、お祭り騒ぎのような、めぐるめく世界をお遊び感覚で描く。予想外な大ヒットでした。


には特別な恋愛邦画No.36ア画
「きょうのキラ君」2017年作品
これまた人気コミックの映画化、でもいい!
本来、人気コミックの映画化は好みではないが、たまに拾い物に出会うから、見逃せない。この映画もそう。期待値はゼロだったが、飯豊まりえがとてもいい。けなげで初々しい役柄があいまって、高校生恋愛堪能、満足の1作。だから、コミックはちゃんと見ましょう。


には特別な恋愛邦画No.37ア画
「カノジョは嘘を愛しすぎてる」2013年作品
新人だった大原櫻子が輝いた、良かった!
人気コミックの映画化。佐藤健が扮するサウンドクリェイターと才能を見出され劇的なデビューを飾る女子高生に大原櫻子。大原は新人なのに、堂々の演技、歌いっぷりと、そして中味が伴ったラブストーリーです。いいです。


には特別な恋愛邦画No.38ア画
「リライフ」2017年作品
平祐奈が1番、輝いていた恋バナ。
中川大志が扮する27歳のフリーターが、謎の研究所から、薬で見た目だけ若返って、1年間だけ高校生活を提案され実行する、そこに待ち受ける答えとは・・・。
バカバカしい話と思うなかれ、これがとても”アオハル”している。
ヒロインの平祐奈、たくさんの恋愛映画に出ていたが、本作が当たり役。可愛い。



には特別な恋愛邦画No.39ア画
「櫻の園」1990年作品
女の園。女子高生のジェンダーの恋。
キネマ旬報1位に輝く、仲原俊監督の傑作。
女子高演劇部の”櫻の園”の開園2時間に起きる思春期の少女達の揺れる心の内面を描いた珠玉の一編。中島ひろ子、つみきみほ、新人女優時代のまばゆいぐらい、美しい。


には特別な恋愛邦画No.40ア画
「ラヴァーズ・キス」2002年作品
あの時代も”アオハル”してる。
「ひぐらしの鳴く頃」などの及川中監督が青春を軽やかに。平山綾、宮崎あおい、高校生活のともだち関係、恋、翻弄される日々を描く。宮崎あおいの初々しい女子高生が、とても新鮮。忘れらない1作。


には特別な恋愛邦画No.41ア画
「好きだ、」2005年作品
ある男女の17年の愛の行方。
宮崎あおい、瑛太が高校時代を、そして大人になった役を永作博美、西島秀俊が演じた17年に及ぶ愛のカタチ。現場では台本なし、キーワードだけが渡されてのアドリブで見せる独特手法。俳優陣の自然な演技を導き出す。ただ、台本なしだけに、話はつまらいが、世界観はいい。


には特別な恋愛邦画No.42ア画
「サクらんぼの恋」2018年作品
童貞独身男とAV女優の恋。
宮川大輔の初主演。ファミレス店長の冴えない中年男と、思いがけないきっかけで知り合ったAV女優のたどたどしいハートウォーミングストーリー。レビュー評価は悪いが、どこか、けなげで、はかなげで、切なくて、私は大好きな作品です。


には特別な恋愛邦画No.43ア画
「通学途中」2015年作品
高校生の恋、プラトニックラブ(古い)です。
好きな人には、恋人がいる。あきらめきれない。奇をてらわず。ドストライクの恋の物語。
ヒロインの森川葵がとてもとても可愛いい。純粋の恋っていいよね。


には特別な恋愛邦画No.44ア画
「イニエーション・ラブ」2015年作品
前田敦子の小悪魔の当たり役。
恋愛映画というより、どんでん返しの恋の修羅場映画。
ラスト、想像だにしない結末に驚愕する。二人の男を手玉に取った前田敦子の小悪魔な女子役は、ドンピシャ、はまっている。最後には、ちゃんと伏線を回収してくれる。見事までの展開、病み付きになる映画です。絶対、ラストを見抜けないよ。


には特別な恋愛邦画No.45ア画
「60歳のラブレター」2009年作品
3組の男女が織り成す感動の物語。
ある夫婦などの中年の愛を綴った悲喜こもごもの愛を語る。
年をとるにつれ、相手の良さなど気付かず、欠点ばかりに目にいく。あきらめの心境にもなる。でも、縁があって、二人は歩いてきた・・・。この映画は、是非、中年夫婦の方に見て欲しいものです。あらためて、自分を見つめ直します。


には特別な恋愛邦画No.46ア画
「半分の月がのぼる空」2009年作品
ラストの答えにきっと涙する。三重県伊勢オールロケ作品。
入院先で出会った純粋な少年と難病を患う少女、心に傷を負った医師が、ひたむきに生に立ち向かう、向き合う感動の物語。三重県伊勢オールロケ、必見の名作です。


には特別な恋愛邦画No.47ア画
「赤ちょうちん」1974年作品
秋吉久美子初主演で大ブレイク!とても可愛い!
学生時代、この映画に、どっぷりはまった。内容ではなく、秋吉久美子のあまりの可愛さ、何度、この映画を見に映画館に足を運んだことやら・・・。今、振り返ると、監督が奇才、藤田敏八ならではの世界観で、甘くもなく、観客に媚びることもなく、ラスト、秋吉が気がふれたようにシーンが脳裏に離れられません。本作は、かぐや姫のヒット曲の映画化でもあり、その後、秋吉で「妹」も制作され、当時、日活配給のドル箱映画でもありました。
ちなみに、かぐや姫の「神田川」は、東宝配給で、当時、関根恵子で草刈正雄で映画化されましたが、これはヒットしましませんでした。


には特別な恋愛邦画No.48ア画
「mellowメロウ」2020年作品
今泉力哉監督の片思い映画。
花屋の男性を中心に、不器用な片思いのちぐはぐさに戸惑う姿を描く。テンポも淡々と、セリフありきの長回しカットを多用。この手法が苦手な方は酷かもしれませんが、今泉監督の脚本の腕が冴えまくっています。素朴で純な恋もいいですよ。


には特別な恋愛邦画No.49ア画
「思い、思われ、ふり、ふられ」2020年作品
浜辺美波を見ているだけでいい。
人気コミックの映画化。「キミスイ」に続き、浜辺と北村拓海が再度共演。
男女4人の行き交う心のすれ違いを、恋愛映画を撮らせたらNo.1の三木孝浩監督が美しい映像で語りかける。ただ、ラストが気に食わないのが私にはつらい。


には特別な恋愛邦画No.50ア画
「ママレードボーイ」2018年作品
桜井日奈子と吉沢亮主演。いいです。
再婚同士の子供となっては、恋はご法度。でも、好きなものは好き。止められない。
この甘口、人気コミックを、一味も二味も違う恋の見せ方をする「オオカミ少女と黒王子」の廣木隆一監督が、またまた見せてくれます。好きです。


には特別な恋愛邦画No.51ア画
「娚の一生」2015年作品
変なおじさんとの恋はすすむのか?
榮倉奈々と豊川悦司が年は離れた奇妙な愛を演じる。こんも離れ業を、またもや廣木隆一監督にかかれば、とてもやさしさに満ちた恋物語。意外な拾い物です。

































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制作:chuei.jp
四日市中映シネマックス

STAFF: Setuo Watanabe  Namiko Tati  Tiaki Kobayasi  Mika Tutui
THANKS: Yasuo Itou  Yosiyuki Oota  Hiromitu Ootuka  Turukiti Suzuki  Tosimizu  Miki Nakamura