映画三昧記
                             
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映画三昧記2026年2月24日
●僕にこれぞ映画、

「センチメンタル・バリュー」を見た。

2025年カンヌ映画グランプリ受賞、本年度アカデニー各賞ノミネート作品。
舞台俳優として生きる長女、夫、息子と穏やかな家庭を築く次女、
家族を捨て疎遠だった映画監督の父との確執を描く・・・。
淡々と、繊細な互いの心の内を切り取られる。
物語に大きなドラマはない、ただ深部は突き詰められていく。
まさにヨーロッパ映画の風合いに、引き込まれる・・・。
ただし、よほどの映画好きじゃないと、何だコレ?どこがいい?となるだろう。
私は久々に骨太の映画に出会った・・・。
脚本、演出、編集、俳優陣の演技、素晴らしい出来栄えである。

映画三昧記2026年2月22日
●僕に向かって隣のおばさんが、中井亜美の一さし指”あざとポーズ”をしたので、
回し蹴りを食らわしてやった。問題はなし。

今、小説などホラーブームらしいが、
ホラー映画を立て続けに1本目「夜勤事件」を見た。

コンビニの夜勤を舞台に怪奇現象が起こる人気ホラーゲームの映画化。
さぞ、新たなホラーを見せてくれるかと思いきや、
「リング」、「呪怨」ティストを真似し、貞子的な役柄の女は白でなく黒服、
こなんなんパクって、恥ずかしくないのか、新ホラーを作るぞの気概もないのか?
恐怖あおりも定番で、なんも怖くもない。ただ主役の女の子が可愛いのが救い。
失敗してもいいからチャレンジして欲しかった。後退してる、情けない。

2本目は「おさるのベン」を見た。

メジャーのパラマウント映画だから、一ひねりあるかと・・・。
それはない。ペットの一匹のおサルが狂犬病に感染、
凶暴化したおサルが家族たちを襲う。
小さなおサルに次々、殺されていく・・・。アホらしい。
おサルさんですよ、ただただ暴れるだけ。あばれる君もビックリです。
ジェイソンでも、フレディでもいい、まだ過去のモンスターの方がマシ。
いいかげんにして下さい。

映画三昧記2026年2月20日
●僕と大友花恋。

「映画 教場」を見た。

ネトフリで前編を配信、後編は映画館での新たな公開。
内容が、”パワハラ”は感じで好きではないが・・・、
警察学校の教育の場を舞台にヒューマンリアルストーリーではなく、
いかにドラマ的に引っ張るが赴きなので、あまりにも荒唐無稽のエピソードが続く
生徒が人を貶める行為、殺人トリックする輩、金の為に盗聴、集団無視いじめと、
警察官を志す生徒たちと思えない行動・・・、はい、映画です、多めに見てネ。
<ネタばれ>最後には、爆発事件もあると知りつつ、風間公親、
あえてそうさせてあぶり出しか?未然に防がない、
うるさいな、これは映画、面白くさすため、ごちゃごちゃ言うな!ですネ。
そこは「踊る大走査線」の君塚良一の脚本らしい作品ということで。
ここから褒め言葉、キムタク。よくやっていると思います。
そして生徒役たちの集団行動、挨拶等の訓練、練習のたまものですネ。
よく、頑張りました。

映画三昧記2026年2月17日
●僕は朝から、”りくりゅう”に涙する。まさに芸術です。

「クライム101」を見た。

ロサンゼルス101号線を舞台に悪党だけを狙う強盗犯と保険会社の女、
そして追い詰める刑事、その3人がひとつの事件でクロスしていく・・・。
古きよき昭和洋画を訪仏させる犯罪スートーリー。
セリフにも現れるように、マックイーン映画をリスペクトか、
なんてこともない映画だが、何か懐かしさが心地いい。
不思議と、この映画見ながら、「ダーティハリー」、復活しないかなと
思ってしまった。あの頃の犯罪映画はシンプルかつ、かっこよかった。

「ブゴニア」を見た。

「哀れなるものたち」コンビ、監督とエマ・ストーンの新作。
本作も、エマ、一体?どこへいく?バリカン丸坊主も厭わない。
内容は養蜂業を営む狂信的兄弟が、製薬会社のやり手社長エマを誘拐、監禁、
彼女をエイリアンだと信じ、拷問、地球から手を引けと・・・、
そう、B級映画のノリです。やれやれ何を見せられているのやら・・・。
オチはもちろん、B級です。
見せ場は、ラストカットのいくつかの地球の末路絵図、ここは好き。
だって、ここ、1番、大変な撮影だったとことでしょう。
製作費の大半はここ、手間隙かかっています。

映画三昧記2026年2月10日
●僕の兄が亡くなった。そして見送った。
余命宣告6ヶ月と言われながらも3年生きた。その3年間、
僕と兄は月に3度は食事を共にした。悔いなく・・・。

喪中なれど、「ほどなく、お別れです」を見た。

葬儀社に勤める目黒蓮と浜辺美波、浜辺は遺体の幽霊が見え、声が聞ける。
だから、死者の要望がわかるゆえに、遺族に提案をしてしまう。
ファンタジー映画だから、粗探しもしたくはないが・・・、
いろいろな遺族の逸話を散りばめている。
さしでがましい事に発展してしまう。えっ、そんな事までやるか?
遺族のプライバシーにまで入り込み、説得まで乗り出すことも・・・。
いくら映画だからといっても、リアルも欲しい。
ま、泣かせるためなら、荒唐無稽の行動にも、観客はうっすら泣いている。
平日ゆえに大半の客は高齢者は真ん中に坐る、その周辺からは泣き声はない。
人生、いろんな方を見送って、現実の葬儀を知っているからか・・・。
ここで、クライマックスの逸話には唖然、浜辺美波の祖母の葬儀のこと、
(ここはネタバレだから読まないで)、
およそ30年前か、祖母と浜辺の幼き姉が川べりを散歩中、ちょっと目を離した隙に、
不慮の溺死。その姉の死は、浜辺にはずっと伏せられている。
両親は祖母を気遣ってか。姉を無いものと扱ってきた。ひっそり命日だけは
両親だけで墓参りをしていたが・・・。
この祖母の後悔の念が、幽霊となって浜辺にその事実が伝わる。
祖母の願いは、火葬場までの道中、あの姉が亡くなった川べりに寄ってと。
そこで、遺族関係者たちの前で、棺おけのフタを開られ、祖母に語りかける浜辺、
さあ、泣いて下さいか、おいおい、そこは公衆の場。そこまでやるか?
また、その姉も30年近く、無き者扱いされた無邪気に笑う姉が祖母の幽霊と佇む。
普通なら、姉も両親を恨んでもいいぐらい。
この有様に、映画といえど、泣け、泣け、泣け、
泣けるか!
冷静に見たら、怖い映画です。でも、レビュー評価はいいです。
いやはや・・・。

映画三昧記2026年2月6日
●僕はうなだれる。

「禍禍女」を見た。

ゆりあんレトリィバァの初監督、どう見せてくれるのか?
彼女の世界観で描く映画とは?期待値は高い・・・。
初日初回、観客は私ひとり。えっ、何?これ?さらにフタを開ければ、
ただのホラー、よくあるホラー、随所には彼女らしさもちょいちょい伺えるが、
驚くほどのこともない、そうお安いホラー、拍子抜け、
ただただ我慢して、そのうち新しい手法を見られるかと・・・、
その期待も風の藻屑。早く終われと祈るのみ・・・の結果でした。

映画三昧記2026年2月3日
●僕は間違えて1日に豆まきをした、お恥ずかしい。

「恋愛裁判」を見た。

元日向坂の斉藤京子初主演映画です。
アイドルグループの恋愛で事務所からの裁判の顛末という展開。
このお話がスカスカのとんでもないアホな映画。(ここからネタばれ注意)
*ブレイクするための最中、いちメンバーが突然、幼馴染と恋の逃避行。
事務所からの800万円補償の提訴、裁判。何?これ?
そんなもん、病気扱いするか、クビにするかの対処でオオ事にしないはず。
争う意味も無い。そのうち、今さらに和解しようと事務所が?
えっ、提訴取り下げれば済む話では?
今度は、被告が事務所を人権をたてに訴えることになるから、
バカもいいとこ、アイドル目指すなら、恋愛はご法度は覚悟の上、
まあ、それも建前ですからネ。逃げ道はあるのに・・・。
未熟なアイドルといえ、もういい大人、突然の失踪は最低の行動。
それを棚にあげて、”私は戦う!”。何じゃコレ?
「淵に立つ」などの実績ある深田晃二監督が脚本も兼ねて。
これほどまでにヒドい映画を作るとは?骨太かと思った私がおバカ。
*東宝の制作なのに・・・、宣伝もしなかった理由がわかった。

「HELP復讐島」を見た。

もう、このタイトルだけで、物語の説明はいらない。
飛行機事故で助かったのは、パワハラ最低上司とその部下女子。
立場は逆転する。展開が読めて、話が弾まない、いやいや、
そこは「死霊のはらわた」、「ダークマン」のサム・ライミ監督。
お決まりのグロさはもちろん、ふんわりの二転三転、飽きさせない。
昨今のひねりまくりの映画の多さにヘキヘキしてたから、
滅多に食べないポップコーンを手に、丁度いい塩梅の映画です。
やっぱ、シンプルな映画はいいです。好きです。

映画三昧記2026年1月31日
●僕はこの木、何の木?

「クスノキの番人」を見た。

東野圭吾の小説、初のアニメ化とあって興味津々。
ミステリー仕立てはもちろんだが、人間関係に赴き。
”その木に祈れば願いは叶う”、とも言われる神秘のクスノキの番人を
頼まれた青年、それぞれの人生に関わっていくドラマ。
レビュー評価を見ると、原作はよかったけど・・・が並ぶ。
そうかもしれない、話がはしょりすぎなのかもしれない。深みは薄いが、
全体的に醸し出す雰囲気は悪くはないし、心地よく見れる。
「鬼滅の刃」のアニプレックス制作、商売に走らないティストもよしです。

映画三昧記2026年1月30日
●僕を踏み台。

「ランニング・マン」を見た。

30日間逃げ切れば大金、見つかれば即死というテレビでの
ゲームに参加した、職を失った男の追跡劇アクション。
もう、何でもアリの追いかけっこにリアル感など一切なし、
あの手この手のフェイク映像が散りばめられから、なおさら
臨場感もない、もう勝手にやってよ。

「MERCY/マーシーAI裁判」を見た。

近未来、AI裁判にかけられた刑事、無実を証明できるのは90分間。
AI裁判官との防犯カメラ映像や各証拠を取り出して、いかに
真実を無実を勝ち取るのかがメイン。だから密室劇。
動く映像はあれど、外への広がりはないので、ちまちましたやりとりに終始。
最後のほうでは派手なカーバトルはあるが、もう手遅れ。
開放感のないタムリミットは疲れる。

「終点のあの子」を見た。

ひとりの普通の女子高生、そこへ帰国子女。彼女と仲良くなり、
彼女の家で日記を盗み見し、持ち帰る。自分やクラスメイトの悪口が・・・、
そこから始まるいびつな行動の顛末とは・・・。
現代の普通にあぐらをかき、少しでも意にそわなければ手段は選ばぬ。
病んだ女子高生。身近にいるかもしれない。
作風は淡々と・・・、あえてドラマに起伏をもたせず、
どこか????、古い映画で恐縮だが、「櫻の園」、「blue」でもない、
でも、見ちゃう。完全に感想が別れる映画かも。
そう、悪くない。

「ただいまって言える場所」を見た。

<ネタバレ>不登校の中学生女子、引きこもっているが原因は言わない、
親はイジメを疑い、学校と掛け合う。アンケート調査にもその事実はない、
親はみかねて、病気を疑うが、それを避けるため、少女は先生のせいと。
それにより、アンケートもとるが、それもない、ただ先生は、
小学時代のイジメによるトラウマもあり、今度は先生までもが引きこもる。
と、なんやかんやで、生徒の引きこもりの原因は自分がいい子でいることに
疲れたからだと吐露し、ようやく、学校に、また先生も戻る。
教室に久し振りに戻ったら、先生が、「お帰り。」、
それに応えて彼女は「ただいま。」、他の生徒たちも笑顔で、「お帰り。」と
いやいや、この引きこもり女子の身勝手で、みんなを振り回しておいて、
はい、めでたし、めでたしはない。あえて、酷評したのは、
その部分にふれず、いい映画だとレビュー評価されてる不思議さ。

「アウトローズ」を見た。

安定した人気を誇るジェラルド・バトラー主演アクション。
今回は、潜入捜査により、強盗に参加しての捕り物劇。
大半が鉄壁な場所をどう攻略するかが見所。緊迫シーンなのに
どうもドキドキもない。静かな強奪を見守るのみ。
やっと、ラストに崖ある高台道路、トンネルでの銃撃カーアクションは
ド派手にやってくれましたが、高揚感は薄れてる。
やっぱ、地味です。

「ファイナル・デッドブラッド」を見た。

2000年「ファイナルデスティネーション」の傑作が誕生して、
シリーズ化され、本作が6作目。
1作目の飛行機事故から免れた学生たちが、死神から逃れるために
どう乗り切れるかを・・・。残酷な殺しパターンがウリで大ヒット。
この本作は、1作目をさかのぼって、過去の事例から、この死のループが
何故、起こったのかを解析してくれると期待したが、
冒頭パニックシーン、中盤まではよかった、後はいつも通りの息切れ。
1作目の凄さは永遠です。「SAW」然り。

映画三昧記2026年1月22日
●僕は寒さもなんの、連日映画三昧。

名古屋パルコ・センチュリーシネマで「小屋番 八ヶ岳に生きる」を見た。

八ヶ岳にある山小屋数箇所の現状を四季折々を通じて、
スタッフたちの奔走振りや、直面する課題をドキュメント映画。
過酷さは言うまでも無く、30キロ以上の重いにも荷物をかつぐ歩荷、
めまぐるしく変わる天候、特に気になったのは山小屋予定到着時間に
遅れる登山者とのスマホでのやりとり、やっと1時間半後に連絡あり、
相手は悪びれる様子も無く淡々と、この岩場で迷ったとのたまう、
それだけではわからない、すみませんの一言もない、
やがて4時間後に無事にたどり着く・・・で、事は納められているが、
このような山をなめた、ブームのにわか登山者がいること思い知らされる。
いろいろな事例に対処しながら、たくましく生きる山小屋の人たち。
24時間体制の医務所、医者はボランティア、治療費は無料、
これではいけない、山小屋も儲かる仕事ではない、二代目も多い、
山を見守る、山小屋を守る、その使命感が登山者を守っていく・・・。
頭が下がります。
このドキュメント映画、東京でヒットしている。頷けます。

名古屋シネマスコーレで「落語家の業」を見た。

東京で話題ということで、スコーレでもロビーがないので、ここの風物詩、
上映時間15分前から30人ほど道路に並ぶ、この寒さにもめげず、
その寒さも、見れば、吹き飛ばしてくれる、このドキュメントの面白さ、
落語家快楽亭ブラックは1952年生まれ、アメリカ人と日本人とのハーフ、
まずは立川談志の弟子をやり、使い込みがバレ破門、その後、桂三枝の弟子に、
また立川一門に戻るという遍歴を経ての波乱万丈、高座ネタはタブーも何のその、
ここまでネタにするのかと、私、声は出さずとも大笑い、
彼は小さい時から、近くの映画館通い、落語家になったのも有名になろうとか、
お金儲けとか興味なし、落語家は高座は15分ぐらいで終わる、後は自由、
その間、映画三昧、今も映画鑑賞が1番。だから落語家はその手立て。
でも、ネタは面白い、切り口がいい、特に面白かったのは、
大須演芸場の強制執行の日に、彼が高座中に執行官が満席の中、入ってくる、
彼は拍手でお迎えくださいと言ってあったので、満場の拍手が起こる、
たじろぐ執行官、すごすご引き下がる、このやりとり、特筆のドキュメント、
また、ラスト近くに、突拍子も無い事が奇跡的に起こる、
このシーンに、映画館場内で拍手が起こったのだ、こんなこと初めて、
いや~、本当に面白かった。
ただし、一般的カメラ撮影か、かなり音声が聞きとりにくいのが難だが、
そんなことどうでもいい面白さ、
彼こそ、芸人!芸人魂がそこにある。

ノルウェー映画「アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし」を見た。
あの名作「シンデレラ」をモチーフに、メインは意地悪な義姉、
これがとんでもないストーリー展開、もうホラー。
王子に選ばれるために、鼻を整形、当然、当時麻酔なしでエグい、
今度は目を、これまたエグい、目をそらす、ついでに豊胸、
そうして、舞踊会に。最後に顔を隠し義妹が現れ、王子と踊り、
夢中にさせながらもお時間、片方の靴だけ残し消える、ここはお決まり、
当然、シンデレラ、王子、この片方の靴で義妹を探す、
荒れる義姉は、義妹の片方の靴を奪い、だがサイズが合わない、
狂った姉は、自分の足のつま先を切り取る、うお~!エグい!
ネタばれすぎて、すみません、このように、想像を遥かに超えたエグさ、
ここまで来たら、もう気持ちいい、作品がいいかどうかどうでもいい、
このやりきり感が、たまらなくお見事、アッパレ!

*3日連続映画、面白い映画に出会って、すごく、楽しかった。シ・ア・ワ・セ。

映画三昧記2026年1月19日
●僕は度肝抜かれた。

中国映画「長安のライチ」を見た。

長安にライチをいかに早く運送する過酷なミッションをユーモラスに・・・、
のんびり見てたら、とんでもない怒涛の乱万丈ドラマの幕開けに・・・。
まさに笑い、涙、アクション、感動の嵐、壮大なるエンターティメントに。
脚本、演出、撮影、カット割り、上手さ極上、こんなに面白い映画によくぞ仕上げた。
恐るべし中国映画、さあ、映画ファンよ、度肝抜かれて下さい。
ここ数年で、べたホメしたい1作!
あ~素晴らしい!アッパレ!
これ見逃したら、後悔しますよ。

映画三昧記2026年1月17日
●僕ははじける。

「オールグリーンズ 万事快調」を見た。

アオハルな感じかと思いきや、とんでもないお話。
鬱々とした女子高校生3人が一攫千金を狙い、園芸部と称し、
屋上に秘密の大麻栽培し、一儲けをたくらむという奇想天外な
ハイテンション高校生ムービー。
これがとっても面白い、会話も攻めた内容、大麻栽培の手法や
純度をあげる工夫など、あるまじき高校生たちの言動、
東海村が舞台だが、もし原爆を落とすなら、この村だと言ったりの
過激なセリフが飛び交う。ここまで攻めるか・・・、
お見事というしかない。快作です。
よくぞ、制作してくれました。拍手!!!!!

「ウォーフェア 戦地最前線」を見た。

近未来の戦場を描いた「シビル・ウォー」の監督、あらたな戦争最新作。
本作は2006年、イラクでのアメリカの特殊部隊が戦地で取り囲まれ、
脱出までを当事者たちの記憶、事実を基に描かれる。
一風変わった作風が売りのA24制作とあって、戦闘よりも心理状態が主に。
だから、戦争シーンをもっと期待すると拍子抜けかも。
ただ、109シネマズの音響はいいので、最初の爆発シーンでつい私の体が動いて
ビックリ、こんなこと初めて。リアル戦場空間を一度、体験してみては。

映画三昧記2026年1月15日
●僕のうねり。

「her 世界でひとつの彼女」を見た。 」

PCの人工知能のOSの彼女。AIとの会話はとてもリアル。
しがない中年男性はどんどん魅かれていく・・・。
SEXも会話で心寄せ合い、沼のようにはまっていくが、
次第に彼女は時間経過のスピードとともに進化していく。
二人の行き着く先はどうなる・・・。
新作公開と思いきや、調べたら2014年公開であらためてか、
なるほど、10年後の今の現実に近いことが、昨今のAI技術により、
スマホAI彼女は今後、はびこるかも。
生身で傷つくことも恐れるZ世代には、もってこいかも。
当年アカデミー脚本賞に輝き、作品賞にもノミネートされたの頷ける出来栄え。
その予測も、もはや的中か?
映像もいい、アメリカ映画ならではの世界観。とてもしゃれてる。
ただし、日本では評価は低い、この良さがわからないのかな・・・。
私は凄く好きな作品、公開してくれてありがとう。

映画三昧記2026年1月14日
●僕は最近映画見るたび、ネトフリのドラマの方が面白い。

「コート・スティーリング」を見た。

「ブラックスワン」、「ホェール」の監督だから何とかしてよの願いをよそに、
90年代のニューヨークを舞台に普通の若者がマフィアの大金をめぐって
翻弄されるクライムムービー。アメリカ人受けのティスト、話はちまちまして、
小さなプールでコバンザメが泳いでいるような弾みもしない展開、
エンドロールだけがやけにPOPでいいが、あ~退屈。

韓国映画「YADANGヤダン」を見た。

昨年韓国で動員1位がふれこみ。さあ、期待を持たせて・・・。
韓国では国家と裏社会を取り持つ人物を”ヤダン”と呼ぶ、そんな実在をテーマに
丁々発止の駆け引きと暴力の応酬が繰り広げられる。
ダークサイドだからグロイし、暴力映画嫌い私には興醒め。
まだ派手にアクションぶちかましてくれるのならいいが、これまた上記映画みたいに
ちまちましたお話で、早く終わらないかと思った。
最近、韓国映画、面白くない、まだネトフリドラマの方が面白い。

映画三昧記2026年1月9日
●僕は映画よりネトフリ三昧でいいでしょうか?

「五十年目の俺たちの旅」を見た。

場内は観客全員70代、ドラマ世代の郷愁に魅かれてか・・・。
内容自体はさほどでもない。なんだコレ?って感じ、
ただ当時のドラマの回想を散りばめられているから
つい見ちゃう。そこへ中村雅敏の歌はもちろん、小椋桂とくるから、
50年の月日の感慨が助け船。おばちゃんになった岡田奈々も出てる、
あの可愛いかった面影を残し・・・。
映画というより、テレビドラマでもよかったのでは。

映画三昧記2026年1月3日
●僕はキム・ジウォンに恋焦がれ。(正月から寝ぼけたこと言うな!)

「ワーキングマン」を見た。

3年連続お正月映画にジェイソン・ステイサム登場、そら見るでしょう。
今年も派手にアクションを期待したが、そうじゃない~・・・、
誘拐女性を取り返すだけの単純なテーマなのだが、
ロシアのマフィア、ヤクの売人組織、人身売買と裏社会の形態、各グループが
もつれにもつれ、アクションより、そっちがメインで少々退屈、そこで睡魔も・・・。
数少ないアクションさえ、夜ばかりで派手さに欠ける。
でも我慢、最後にドカ~ンとぶちかましてくれると思いきや、あれ、これだけ。
ただしステイサムに罪はない、問題は脚本のシルベスター・スタローンにあり。

私が今イチオシの女優キム・ジウォンです。

「愛の不時着」より、「涙の女王」がもっと好き。遅ればせながら・・・。

映画三昧記2026年1月2日
●僕の映画はじめ。
 あけましておめでとうございます。

「中島みゆき劇場版LIVE2026」を見た。

私のお正月毎年恒例の中島みゆき劇場版LIVEです。
今回は、「糸」で始まる憎い編集、ホロリとくる、そしてテンポよく「宇船」、
「ファイト」、「空と君とのあいだ」、「時代」、「地上の星」・・・と、怒涛のヒット曲から
アルバムの有名曲を。数ある過去のLIVEからの選出、
CDでは味わえないバンド編曲の圧倒的なサウンドと中島の歌声。
まさに魂が宿るLIVEセレクトです。
お正月早々、映画ではないが、”音楽の映画”とも言えるでしょう。
あ~、よかった。

映画三昧記2025年12月31日
●僕の映画おさめ。

「この本を盗む者は」を見た。

タイトルに魅かれたので・・・。
でも話があまり入ってこない、ファンタジーアニメなのだが・・・。
ただし映像美もあり、世界観も悪くは無いが・・・。
せっかくのいいタイトルなのに、内容にがっかり、
期待とは違いました。

*2025年の映画三昧。マトメ。
今年は189本を見た。年早々、渋く「敵」のアートで始まり、
期待もなかった「遺書公開」の予想外な面白さ、
地元オコシ岐阜関市の「怪獣ヤロウ!」の手作り感にほのぼの、
空気階段の水川かたまりの「死に損なった男」は拾い物。
アカデミー作品賞の「アノーラ」は主演女優の味。
北村拓海、河合優実共演の「悪い夏」はすこぶるいいのに評判にならないとは。
「教皇選挙」はちゃんとエンターティメントに仕上げる洋画の強味。
「エミリアペレス」の作りの上手さに惚れ惚れ、

30年ぶりに岩井俊二、中山美穂の「ラブレター」が4Kリマスター版で蘇る、
初見よりいい、泣きました。邦画興行成績歴代NO.1になった「国宝」、
前半はパーフェクト、後半ははしょりすぎで?でも、出来はいい。
この映画、吉沢亮ばかり持ち上げているが、ただし横浜流星あってのこと、
あの二人の存在感がこの映画を昇華させたのだ。メディアよ、横浜流星をたてよ。
コロナ豪華客船を描いた「フロントライン」もよくぞうまくまとめた。
ドキュメント「104歳、哲代さんのひとり暮らし」は高齢者必見。
三池崇史監督、綾野剛、柴崎コウの「でっちあげ」、これぞみな見てネ。

アニメでは「チェンソーマン」のたたみかけるバトルは面白かったし、
100メートル走がテーマの「ひゃくえむ」、題材が弱いのに見せ方が上手い。
不器用な男の切なさを描いた「ホウセンカ」、泣かせて、泣かせてくれました。
「トリツカレ男」、たぶん知らない方がほとんど。名作です。是非、見てね。
ミニシアター系映画では、伊藤沙莉の「風のマジム」、「見はらし世代」、
「ふつの子ども」、「旅と日々」、いいですネ、映画人の心意気。
「兄を持ち運べるサイズに」、中野量太監督らしい作風がいい。
2006年作の「落下の王国」が、今年になって世界的再評価、
世界の映画人の良心は捨てたものじゃない。
またガザでの女性ジャーナリストの通話ビデオをまとめた「手に魂を込め、
歩いてみれば」、監督とその女性とのやりとりだけで戦争の悲劇がまざまざと。

で、
これもミニシアター系だが、
名古屋のメーテレ制作の「佐藤さんと佐藤さん」が
12月入って、2025年、私にとって、NO.1映画となりました。
夫婦の別れがテーマだが、とても心に刺さりまくりました。
というように、もっと、ハマったのは・・・、

*それは映画ではなく、
朝ドラの「あんぱん」です。こんなの初めてでした。
さらにネトフリ(NETFLIX」デビューという、今更ですが・・・、
きっかけは、岡田准一の「イクサガミ」見たさに・・・、
2000年、「愛の不時着」、「イカゲーム」の超話題にも我慢したのに・・・、
5年遅れで、「イカゲーム」の面白さにのけぞり、「愛の不時着」にキュンキュンし、
あの長いエピソード16話(1話1時間10分以上)を怒涛の三日で、
そら、世界的ヒットもうなづけます、あらためて、今更ですが、
脚本、構成、編集、唖然とする上手さ、独特さ、韓国ドラマ凄いでっせ、
「愛の不時着」の脚本家の「涙の女王」も面白かった。製作費16話で56億円、
日本と違い、世界を市場に恐るべし韓国コンテンツ。
ただし、映画はもうひとつでしたが・・・。
と、なんやかんやで、この映画三昧記も、2008年に始まり、もう18年です。
そろそろ潮時かと思う年末です。ありがとうございました。

*2025年

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制作:chuei.jp
四日市中映シネマックス

STAFF: Setuo Watanabe  Namiko Tati  Tiaki Kobayasi  Mika Tutui
THANKS: Yasuo Itou  Yosiyuki Oota  Hiromitu Ootuka  Turukiti Suzuki  Tosimizu  Miki Nakamura